【6月誕生石】パールの意味や特徴は？魅力を楽しもう！

美しく輝くパール（真珠）は、6月の誕生石です。

また、パールは、冠婚葬祭でも普段使いでも、さまざまな場面で活躍してくれる使いやすい宝石といえるでしょう。

パールは、厳密にいうとパワーストーンではありません。

しかし、とても自然のエネルギーに満ちているため、パワーストーンとして扱われることが多いです。

今回の記事では、パワーストーンとしてのパールの意味や特徴、効果的な身につけ方を紹介します。

パールは6月の誕生石ですが、6月生まれ以外の方が身につけても効果があります。

パールの魅力について理解を深め、パワーストーンを楽しみましょう！

ぜひ、最後までお読みください。

パールの効果

パールは、貝の中で生まれ育つので、自然のエネルギーが強く、守護の力が強いとされています。

パールの石言葉は、「純粋」「健康」「長寿」「富」「純潔」「円満」など、ポジティブな言葉が多いです。

パールには、以下のような効果があります。

• 日常の疲れや外的災難から身を守る
• 生命の輝き
• 幸せな家庭を築き子宝に恵まれる
• 人間的な成長を促す
• 女性的な美しい魅力を引き出す

きっと、人生を楽しむお手伝いをしてくれるでしょう。

パールの特徴

知っている方も多いと思いますが、パールの和名は「真珠」です。

魅力的で気品あふれる様子は、「宝石の貴婦人」とも呼ばれます。

パールには、天然のものと養殖のものがあります。

貝の自然の力を使って作られるという部分では、天然も養殖も変わりなく、その見た目の輝きも変わりません。

そのため、見ただけで、「天然」か「養殖」か判断するのは非常に難しいでしょう。

天然と養殖の違いは、以下の通りです。

＜天然パール＞

偶然、貝の中に異物が入りパールができあがります。 ほとんどがパールの中心まで真珠層でできています。 天然真珠は、偶然できるもののため、形や大きさはバラバラです。 粒が大きく形が整った天然のパールは希少性が高く、価値が高くなります。

＜養殖パール＞

パールになる核の素材を貝の中に入れ、成長させます。 見た目は天然のパールと違いはありませんが、断面に核があるかどうかで判断できます。 養殖パールは、人の手で作られるため、形や大きさが均一になります。 そのため、天然パールより価格は低めです。

パールは、「人魚の涙」「月の涙」とも呼ばれるため、涙の象徴でもあります。

そのため、悲しみの場でも身につけることができるジュエリーです。

そのため、パールが輪になったネックレスは、「幸せな家族の輪」として、結婚式や披露宴などのお祝いの席でも好まれますね。

色・形

真珠の色は、さまざまな色がありますが、貝の種類によって異なります。

• ホワイト
• ピンク
• ゴールド
• シルバー
• クリーム
• ブラック

陶器のように艶やかなピンク色のコンクパールは、カリブ海の三大宝石のひとつです。

コンク貝から産出されます。

また、真珠といえば球形をイメージする人が多いでしょう。

一般的には、球形が多いとされています。

しかし中には少し変わった形のパールもあります。

• ラウンド：完全な球形
• ニアラウンド：完全な球形ではなくやや楕円
• バロック：変形した形
• ドロップ：しずく型

希少な形や独特な形が、人気となるものがあります。

産地

真珠は、種類により産地が異なります。

真珠名	特徴
真珠	和名：「和珠」 産地：日本 養殖は日本が発祥 真珠層がきめ細やかなのが特徴。アコヤ貝から取れる
南洋黒蝶真珠	別名：「タヒチアンパール」「ブラックパール」など 産地：主にタヒチ 黒蝶貝から取れる 黒以外にも、ブルー、イエロー、グレーなどバラエティあふれる色を産みだすのが特徴
南洋白蝶真珠	別名：「シルバーリップ」「ゴールドリップ」 産地：南洋地域（オーストラリア北部、インドネシア、フィリピン、マレーシアなど） 白蝶貝から取れる 生息する地域によって辺縁部の色が異なる
淡水真珠	別名：淡水真珠 産地：主に中国。または日本 川や湖にいる三角帆貝や池蝶貝から生まれる ホワイトだけでなくオレンジやパープルなど色が豊富なのが特徴

硬度

一般的に宝石の硬度は、1〜10のモース硬度スケールを使ってあらわされます。

パールのモース硬度は、2.5〜4.5とされています。

傷つきやすく繊細な宝石といえるでしょう。

取り扱い方法

とても衝撃に弱い宝石です。

表面が傷つきやすく繊細なため、扱いには慎重さと丁寧さが必要とされます。

お手入れは、パール専用のクリーニングクロスで優しく丁寧に汚れを拭きましょう。

汚れたらそのままにせず、はやめに拭き取るようにしましょう。

水や皮脂に弱く、変色しやすいので注意です。

歴史

パールは、昔からその美しさで、たくさんの人々を魅了してきました。

美を追求し続けたクレオパトラも、美と健康のために酢で溶かして飲んでいたという逸話もあります。

今でもパールは、化粧品や漢方薬に使われている場合があるほどです。

パールの浄化方法

パールは繊細な宝石なので、浄化方法にも注意が必要です。

• 月光浴
• セージ
• 音

その他の浄化方法は、パールに傷をつけたり曇らせたりする可能性があります。

パールは他の石と比べて、長く使っていると効果が薄れてしまいます。

そのため、こまめな浄化が必要な宝石です。

また、水や塩、日光が苦手なため、浄化方法は限られてしまいます。

パールと相性OK！効果的な組み合わせ

ここでは、パールと相性のいい石を紹介します。

アンバー

アンバーは、自然が生み出す神秘的な石であり、生命エネルギーに満ち溢れ、高い浄化力があります。

そのため、不要なエネルギーを取り除き、生命力を与えてくれます。

守護としてのパールと組み合わせることで、物事を悪い方向へ進まないようサポートしてくれます。

アクアマリン

パールは貝から出来ているため、水に縁があります。

そのため、水を象徴するアクアマリンとの相性は良いでしょう。

大きなヒーリング効果も期待することができるため、リラックスできるでしょう。

アメジスト

アメジストも家族の絆を深めてくれるパワーストーンです。

そのため、家族の象徴ともいわれるパールとの相性は良いでしょう。

また、アメジストにも強いヒーリング効果があります。

パールと組み合わせることで、より強い癒し効果が生まれます。

パールはこんな人におすすめ！

冠婚葬祭や卒業式、入学式など、フォーマルな場でも活躍できるパールは、アクセサリーとして持っていて損はありません。

少し疲れていて、癒しや安らぎを求める人には、パールはぴったりの石といえるでしょう。

パールを身につけ、ゆっくりと過ごせば、パールの自然エネルギーで心身ともにチャージできますよ。

パワーストーンとの付き合い方

パールに限らず、パワーストーンにはさまざまな効果があるとされています。

しかし、パワーストーンは持っていれば必ず効果が証明されているわけではなく、保証されるものでもありません。

石に依存し、頼り過ぎるのは良くないでしょう。

しかし、パワーストーンを持つようになって変わったと感じる人がいるのも事実です。

変化を起こす、何かを変えていくのは自分自身です。

石のパワーに頼り過ぎず、「石は自分を応援してくれるもの」として、上手に石と接していきましょう。

まとめ

パールはさまざまなシーンで身につけられるジュエリーです。

「宝石の貴婦人」とも呼ばれるほどの気品のある宝石ですが、繊細で衝撃に弱いため、取り扱いには十分注意しましょう。

貝の中で育つため、自然の生命エネルギーが強く、ヒーリング効果もあります。

守護の力が強いため、お守りにもなるでしょう。

自分好みのパールに出会えるといいですね！