赤ちゃんのお肌にやさしいベビーオイル。

小さな子供がいる家庭には、ベビーオイルがある場合が多いですよね。
ベビーオイルは、やさしい成分でできているため肌にやさしいです。また、しっとりとした仕上がりになり、保湿効果も抜群です。
一方で、ベビーオイルは洗い流す必要があるのか気になる方もいますよね。「べたつきが気になる」という方もいるでしょう。
今回の記事では、ベビーオイルを使ったマッサージについてご紹介します。また、ベビーオイルを使った後は洗い流す必要があるのかも解説します。
ぜひ、最後までお読みください。
ベビーオイルを使ったマッサージの効果と方法


ベビーオイルを使ったマッサージの効果と方法を紹介します。
ベビーオイルの使い方の基本



ベビーオイルは、乳液やクリームと同じように使用することができます。
シャワー後や入浴後に、濡れたままの肌に使用することもできますが、気になる方は軽くタオルドライをしたあとに使用しましょう。
量を調節しながら使うのがおすすめです。べたつきが気になる方は、それより少なめにすると良いでしょう。
また、マッサージで使う場合、効果を高めるために手のひらに少量取り温めると、伸びもよく使いやすいです。
ベビーオイルの効果



ベビーオイルの一番の効果は、保湿です。
しっかり保湿をすることで、乾燥肌やかゆみを防ぎ、しっとりとした肌になります。
さらに、ベビーオイルを使ってマッサージをすると、血行促進やリラックス効果などのメリットがあるでしょう。
ベビーオイルを使ったマッサージの方法
ベビーオイルを使ったマッサージの方法を紹介します。
- ベビーオイルを手のひらに適量取る
- 手のひらで伸ばし体温で少しオイルを温める
- やさしく赤ちゃんの肌になじませるようにゆっくりマッサージする
- 顔や肩、胸、腕、お腹、足、背中と順番にマッサージをしながらベビーオイルを伸ばす
- 赤ちゃんの表情や様子を見ながら行う
親子のコミュニケーションのひとつとして、丁寧なマッサージを心掛けましょう。
ベビーオイルを使ったマッサージには、さまざまな魅力があります。
まず、ベビーオイルは滑りがよく伸びが良いため、マッサージがしやすいのが特徴です。
ベビーオイルは大人にも使えるため、自分自身で行うセルフマッサージにも最適です。
腕や足など気になる部分をマッサージすることによって、筋肉の緊張が解け、血行が促進されます。
疲労回復やリラックス効果が期待できるでしょう。
ベビーオイルは洗い流す必要あり?





ベビーオイルを使用したあと、洗い流す必要があるか気になる人もいますね。
ベビーオイルは、基本的に使用後に洗い流す必要はありません。洗い流してしまうと、保湿効果があまり期待できなくなってしまいます。
しかし、ベビーオイル特有のべたつきが気になる方もいるでしょう。
そのような場合は、タオルで軽くぬぐう程度にとどめておきましょう。
保湿効果よりも、マッサージの潤滑油としての使用であれば、洗い流してしまっても大丈夫です。
ベビーオイルでマッサージをするタイミング


ベビーオイルでのマッサージは、お風呂上りやシャワー後の清潔な肌に行いましょう。
肌の吸収力が高まっているため、効果的にベビーオイルが浸透しやすくなります。
リラックス効果を引き出すためにも、寝る前や就寝前のタイミングがおすすめです。
ベビーオイルを使ったマッサージの注意点


ベビーオイルを使う際に注意する点が2つあります。
- 適切な使用量
- 肌トラブルのリスク
使用量が多いと、べたつきや毛穴が詰まる原因になります。



ベビーオイルは、少量でも伸びがよく、肌になじみやすい特徴があります。
そのため、量が定まるまでは、少しづつ使用していきましょう。
また、ベビーオイルはやさしい成分でできていますが、肌に合わなかったりアレルギーを起こしたりする場合があります。
アレルギー体質の方や敏感肌の方は、使用に注意が必要です。
少量試してみて、問題なければ使用量を増やすなど対策をしましょう。
もし、使用後にお肌に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、専門家のアドバイスを受けることも大切です。
保湿やマッサージ以外のベビーオイルの使い方


ベビーオイルは、保湿やマッサージ以外にも、さまざまな場面で役に立ちます。
子どもの場合
子どもの場合は以下のような使い方ができます。
- 耳や鼻の掃除
- 肛門浣腸の潤滑油
- 軟膏を落とす
綿棒に少量つけて使うと、耳や鼻の掃除に使えます。



我が家は、耳掃除のときには必ず使っています。子供たち曰く、ベビーオイルを使うと痛くないんだそうです。
ただし、耳の中にたれてしまうので、つけすぎ注意です。
あまり出番はないですが、肛門浣腸や座薬の挿入の潤滑剤としても使います。
また、軟膏を落とすのにはとても重宝しました。



我が家の話
子どものオムツかぶれがひどく、病院で亜鉛華単軟膏やサトウザルベなどの皮膚保護のために使われる薬が処方されたことがありました。
この薬は、皮膚の保護のために使うのでたっぷり塗る必要があります。
しかし、おしり拭きで拭く程度ではなかなか落ちないんです。ぬるま湯でもなかなか落とせず、ごしごし拭くと肌に負担になります。
看護師として病棟で勤務していたときには、医療用のオリブ油があり、それを使い落としていました。
ベビーオイルを使うと、するっと軟膏が落とせました。個人的にとてもおすすめの方法です。
大人の場合
ベビーオイルは、大人にもさまざまな使い方ができます。
- 妊娠線のケア
- クレンジング
- ヘアケア
- シェービングケア
上記は一部ですが、さまざまな用途で使えます。
大きくなったお腹は、皮膚が薄くなり乾燥しやすいです。保湿をしっかりすることは、妊娠線予防になるため、保湿力の高いベビーオイルはおすすめです。
また、なじみやすく伸びが良い特徴をもつベビーオイルは、肌への負担が少なくクレンジングにも使えます。
ヘアケアとして使う場合は、髪の保湿やヘッドマッサージ、ウェット感を出すためのスタイリングに最適です。
シェービング前の肌の保護にも、ベビーオイルが活躍しますよ。
さまざまな使い方ができますが、べたつきの原因にもなるので、いずれの使い方も使用量に注意です。


まとめ
ベビーオイルを使用したマッサージの効果や方法についてご紹介しました。
基本的にベビーオイルは洗い流し不要ですが、べたつきが気になる方は、タオルでぬぐう程度にとどめておくと保湿効果も期待できます。
ベビーオイルを使ったマッサージは、赤ちゃんだけでなく大人にも使えます。
お肌の保湿やリラックス効果を得ることができるでしょう。
正しい使い方で、心地よいマッサージを楽しんでみてください。
親子のコミュニケーションのひとつとして、スキンシップにもなります。
ベビーオイルでのマッサージの魅力をぜひ試してみてください。

