夏の紫外線は、大人だけでなく、子どもにとっても肌へのダメージが大きいものです。紫外線を浴び続けることで、皮膚がんになるとも言われています。
昔に比べ、紫外線は強くなってきているので、しっかりした日焼け対策が必要です。
しかし、日焼け止めを塗るタイミングや塗り方が分からないと、本来の効果を十分に発揮する事ができません。
そこで、今回の記事では、
- 日焼け止めを塗るタイミング
- 日焼け止めの適切な量と塗る順番
- 子どもに日焼け止めを塗る場合に気をつけるべき点
- 夏の外出時における日焼け止めと帽子の併用について
- 日焼け止めを使う際の注意事項
以上の内容で紹介していきたいと思います。ぜひ最後までお読みください。

この機会に、正しい使い方をマスターして、肌をしっかりと守りましょう。


日焼け止めを塗るタイミングとは?


「日焼け止め」というと、日差しの強いところに出かけるときに塗るものというイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
日焼け止めを塗るタイミングとして、外に出かける前はもちろんですが、場合によっては室内でも塗る必要があります。
特に紫外線指数が高くなる昼間の時間帯は注意が必要です。
さらに、日焼け止めは塗り直しが必要です。塗り直しのタイミングとして、屋外で直射日光を浴びる場合、2~3時間おきに日焼け止めを塗る必要があります。
UV−Bに対して防止効果を発揮するものです。2〜50 +と数値が大きいほど効果が大きいです。
UV-Aに対して防止効果を発揮します。「PA+」〜「PA++++」と表示されており、+が多いほど効果が高くなります。
日差しを浴びた後に、肌に炎症を起こす紫外線のことです。ヒリヒリしてヤケド状態になり、シミやそばかすの原因になります。
日差しを浴びたあとに、肌を黒くする紫外線のことです。肌を守るため、メラニンを生成し色素沈着を起こします。


日焼け止めの適切な量と塗る順番


日焼け止めを塗る場合、どのくらいの量が必要なのでしょうか?



せっかく塗るのに少ないと効果がないし、多いとベタベタして不快…
日焼け止めの適量と、その塗り方を紹介します。
適切な量は?どれくらい塗れば効果あり?
一般的に、1cm²あたり2mgとされています。クリーム状の日焼け止めでパール2個分がだいたいお顔に塗る量です。
子どもの場合は少し少なく、お顔の場合クリーム状でパール1個分、ローション上で1円玉1枚ぶんです。
日焼け止めを塗るときは、日に当たる場所全体に塗ることが大切です。特に、直射日光の当たる場所や水の中にいるときは、日焼け止めで肌を完全に覆うことが大切です。
効果的な塗り方のポイント
日焼け止めを効果的な塗り方をすることで、日焼け止めの効果を最大限引き出すことができます。
日焼け止めの塗り方を順番に紹介していきます。
- 日焼け止めを手に取り、伸ばす。
- おでこ、鼻、両頬、あごに塗る。
- 耳の後ろ、髪の生え際、首や首の後ろも忘れずに塗る。
- クルクルと円を描くようにムラなく伸ばす。
ムラなく丁寧に伸ばし、露出している肌の全体を、日焼け止めで覆うぐらいのイメージで塗るのがポイントです。
子どもは汗をかきやすいので、汗をかきタオルなどで拭いたら、再度日焼け止めを塗りなおしましょう。


子どもに日焼け止めを塗る場合に気をつけるべき点


大人に比べ子どもは肌が弱く、日焼け止めを塗るときには注意が必要です。
どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
子どもに適したSPFと塗る場所
日常生活では、SPF15〜20、PA++程度の指数の日焼け止めで十分でしょう。山や海などでのレジャーの場合、もう少し強いものがおすすめです。
日焼け止めを塗る場所は、露出している肌の全体に日焼け止めを塗りましょう。
塗り忘れがないようにしましょう。
夏の外出時における日焼け止めと帽子の併用について


紫外線は3月頃から増え始め、6月〜8月がピーク。9月ごろまでは、紫外線が強い時期と言われています。
そして、1日の中でも10時ごろから紫外線が強くなり、14時ごろまでは紫外線の強い時間帯です。正午とその前後の時間帯は、外での活動を控えるのもよいでしょう。
日焼け止めを塗るだけでは紫外線対策を完璧にすることはできません。
暑くなってくる時期には、帽子も併用し、日焼け対策をしましょう。暑い日差しをさえぎることで、帽子は熱中症対策にもなりますよ。
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日焼け止めを使う際の注意事項


日焼け止めは、子どもの好みや肌の性質に合わせ、選ぶようにしましょう。小さな子には、大人用の日焼け止めでは肌に刺激が強すぎる場合があります。
子どもには、子ども用の日焼け止めを選ぶようにすると安心です。
初めて使用する日焼け止めは、腕や足などに試しに少量付けてみて、赤くなったりヒリヒリしないか確認してから使うと安心です。
目や口に入らないようにし、日焼け止めを塗った後は手を洗いましょう。


まとめ:日焼け止めと帽子で子どもも日焼け対策をしよう!
日焼け止めを塗るタイミングから塗り方などを紹介してきました。記事の内容をまとめていきます。
- 日焼け止めを塗るタイミングは外出前はもちろんだが室内でも必要な場合がある。
- 日焼け止めは2〜3時間ごとの塗り直しが必須。
- 日焼け止めの必要量は1cm²あたり2mgで子どもの場合顔はパール1個分必要。
- 日常生活ではSPF15〜20、PA++程度の日焼け止めの強さで十分。
- 日焼け止めだけではなく帽子を併用し紫外線の強い時間帯の外での活動は控える。
子どもは汗をかきやすいので、日焼け止めも落ちやすいです。
帽子をかぶり、こまめな日焼け止めの塗り直しをすることで、お肌への紫外線のダメージを減らせますよ。
もちろん、子どもだけでなく一緒に外出するママさんパパさんも、日焼け止めを忘れずにしっかり紫外線対策をして外出しましょう。
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