
こんにちはー。
3姉妹ママのhiyoko-chanです。
二次性乳糖不耐症って言う病気を知っていますか?
赤ちゃんがかかると、下痢が続くんです。
2022年の12月に、うちの三女ちゃんが10ヶ月の赤ちゃんの時になりました。あまり聞き慣れない病名ですよね。
なかなか症状が治まらず、看護師の私でさえ心配になりました。
三女ちゃんが二次性乳糖不耐症になった時も、下痢が続きました。それに伴い、おしりが荒れ、常に機嫌が悪かったです。
他の人の体験談やどれくらいで治るのか、少しでも早く良くならないかと検索魔になりました。
今回は、三女ちゃんの体験談も踏まえ、二次性乳糖不耐症とはどんな症状の病気なのか、赤ちゃんがかかった場合どうしたらいいのか、まとめてみました。
二次性乳糖不耐症で困っている方の参考になればいいなと思います。
二次性乳糖不耐症の主な症状は下痢!!


二次性乳糖不耐症という病気を知っていますか?



難しい名前ね……どんな病気なのかしら?



ちょっとした風邪がきっかけになり下痢が続いてしまうんです。
この記事を読んでいる方の中には、二次性乳糖不耐症にお子さんがなり、心配している親御さんもいる事でしょう。
赤ちゃんが二次性乳糖不耐症になってしまうと、下痢以外にはどのような症状が出るのでしょうか?
症状は下痢が続く
二次性乳糖不耐症の主な症状は下痢、腹部膨満、酸臭便です。
下痢が続くため、おむつかぶれを起こし、おしりが荒れてしまうことがあります。
下痢が続くため、脱水にならないよう、水分もこまめに摂らせた方がいいでしょう。
二次性乳糖不耐症とは
お腹の風邪等をきっかけに、腸が傷つき、機能が低下してしまい、ラクターゼという酵素の分泌が悪くなる状態です。
ラクターゼの分泌が減ると、乳糖の分解ができなくなってしまいます。
乳糖分解専用の酵素です。乳糖を分解し吸収するためには必要な酵素です。
乳糖が分解吸収されなくなると、酸臭のする便が出るようになり、下痢になります。
酵素が上手く分泌されるようになるまで、ミルクや母乳を飲むと、下痢をしてしまうのです。2歳くらいまでの赤ちゃんに多いです。
治療は、乳糖分解酵素(ミルラクト、ガランターゼなど)を内服し、消化を助けつつ、腸が回復するのを待ちます。
下痢が続くとおしりが荒れる
下痢が続いてしまうと、赤ちゃんのデリケートなおしりは荒れてしまいます。
拭き取ると刺激になるので、お湯で流し水分を押さえ拭きするのがオススメです。
二次性乳糖不耐症のミルクは対応したものを選ぼう!!


ミルクや母乳を飲むと下痢をしてしまうので、それに対応したミルクが売っています。
3つ紹介したいと思います。
ノンラクト
こちらは、森永乳業から発売されています。無乳糖のミルクです。
ボンラクト
こちらは、和光堂から発売されています。乳成分、乳糖を含まない大豆を使用したミルクです。
アレルギー用としても使われますが、乳糖を含まないため、二次性乳糖不耐症の場合にも使えます。
ミルフィー
こちらは、明治から発売されています。アレルギー用として使われますが、乳糖を含まないため、二次性乳糖不耐症にも有効です。
ミルフィーはうちの長女ちゃんが、牛乳アレルギーだったのでお世話になりました。味が少し独特ですので嫌がる子もいますが、うちの長女ちゃんはよく飲んでいました。
二次性乳糖不耐症は保育園に行っても大丈夫!!


二次性乳糖不耐症の場合、保育園は行っても大丈夫なのでしょうか。



何日もお仕事休めないし…。
完全に治るまでには少し時間がかかる病気です。共働きにとって、子供が保育園に行けないとなると大変ですよ。
基本的に、二次性乳糖不耐症は人にうつらないため、保育園に行っても大丈夫。しかし、保育園に登園する際、保育園側の受け入れの条件があります。
- 普段のように飲食ができる
- 軟膏や内服を使っていない
保育園の先生は、子供のプロです。
三女ちゃんが二次性乳糖不耐症になったときに、少し相談させてもらいましたが、やはり保育園にもたまに発症する子がいると話していました。
なかなか治るのに時間がかかる子もいるようです。少し症状が落ち着いたら登園しているとの事でした。
三女ちゃんが二次性乳糖不耐症になった話


2022年12月。三女ちゃんが10ヶ月になったばかりの頃でした。
少し鼻風邪が長引いており、徐々にうんちの回数が増え、水っぽくどろどろになってきたので小児科を受診しました。
お腹の風邪と言われ、整腸剤(ミヤBM)を出して頂き、様子を見ることに。
しかし、うんちのゆるさや回数はどんどん悪化。毎日、10回以上うんちが出るようになってしまいました。
うんちもゆるく、おむつを換えているそばから、ダラダラと出てくる状態。
おしりも荒れ始め、ひび割れたように傷ができてしまい、おしりの皮膚から出血するようになりました。



そうなると痛くて痛くて。本人も辛いようで、常に機嫌が悪かったです……。
病院に行くと、二次性乳糖不耐症と診断され、ミルラクトを飲んでから授乳するように指導を受けました。
ミルクも考えましたが、哺乳瓶が苦手な子だったので無理でした。
離乳食は一旦お休み。大好きなヨーグルトもお休みです。
おしりのケアは、お湯で流し、優しく拭いたあと、ステロイドを塗布しサトウザルベ(亜鉛華単軟膏)を塗ったガーゼやリント布で覆うように言われました。
これは重層療法と言う治療法です。2種類以上の外用薬を重ねて塗布する方法。幹部に薬が長く留まりやすく、保護されているため、効果が期待できます。
3週間以上もその状態が続き、回数は変わらないけど、徐々にうんちが水っぽいからドロドロに変化!!
離乳食も少しずつ食べていましたが、体重がガンガン減っていってしまい、年末にこのままだと入院も視野に入れないと…と言われてしまいました。
10ヶ月なのに6キロに落ちてしまいました……。
少しずつうんちの性状が変わっていたことと、本人は元気だったこともあり、入院せず自宅で様子を見ることに。
年が明け、やっとうんちの回数が5回以下になりました。うんちの回数が減ってくると、徐々におむつかぶれも良くなって、出血もしなくなりました。
ただ、かわいいおしりに傷跡の色素沈着が残ってしまいました……
離乳食も再スタートし、体重も徐々に増加。安心して元の生活に戻るまで2ヶ月近くかかってしまいました。長い戦いでした。
まとめ
いかがでしたか?
少し二次性乳糖不耐症について知ることができましたか?
二次性乳糖不耐症は、症状が長引きやすく、おしりが荒れたり体重が減ったりしてしまいます。
症状が続けば、子供もしんどいですし、親としても可愛そうだし心配になります。
二次性乳糖不耐症は、内服やミルクの変更、スキンケアをすることで、少しずつ症状は良くなります。自己判断はせず、医師に相談してみましょう。
症状が落ち着いてくれば、人にはうつらないため、保育園にも行けるようになります。
心配している親御さんがいると思いますが、お子さんが早く良くなるといいですね。